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this worthless life

思ったことをそのまま書きます

「あいつ今何してる?」 霊能者になっていた!

遠方に住んでいる友人が訪ねてきてくれた。

「会うのは何年ぶり?2年ぶり?」

お互いの近況を話した。癌のステージ4でも全然元気なこと。自分は残り時間が長いようで短いから、子供か年寄りかのための小さな施設を作るんだ。ネットで医療事務を無料で教えるサイトを作るのならすべきだよ。私も医療事務を学びたいと思っている。介護事務を勉強したいんだ。生きている間にそういう施設を作り、あとは誰かに託したいと思っている。家でただぼんやりしていたってしょうがない。介護士の仕事を私は生きがいにしている。

相変わらずすごいな。

私は仕事を辞めて、毎日楽しいパン作りに励んでいる。ハナゴトさんとか他のサイトを見て、自分なりにアレンジをして作っている。しかしハナゴトさんの足元にも及ばない。下手の横好き。

http://nekofuwa.hatenablog.com/

ナレーターの登録に応募したいと思いながら、準備も何もせずにいる。録音して送るということが、パソコンが苦手な私にとってネックになっている。

無料で学べる医療事務のサイトを作ろうとしたが、パソコンがイマイチなので思うようなサイトが作れない。それで数ページ作ったが、すべて削除してそのままになっている。ITパスポートの資格を持っていても全く役に立たない。パソコンが使えない。それと同じで、何十万ものお金を払って医療事務の資格を取っても役に立たない場合がある。医療事務で大切なのは資格でない。だから無料で資格のとれるサイトを作りたかった。

仕事を辞め、ストレスは無くなりそれなりに充実はしている。しかし私は何もせずにいる。

〇△という名札を付けた店員さんが料理を運んできてくれた。

「そういえば〇△さんに会うことある?」

「ない。何年か前にスーパーで声をかけられて、少し話をしただけ」

下の子供が幼稚園の時、私たち3人は役員になった。忙しかったけれど楽しかった。

そして今会っている彼女は夫の転勤で引っ越しをし、何回かの転勤の後、遠方に行ってしまった。

「〇△さんのことを時々思い出すのよ。何しているのかなって。固定電話の番号がわかったら教えてくれない?いつでもいいから」

家に帰り、彼女の名前と住所で検索をした。

ホームページが出てきた。××市とあり、彼女の名前が書いてあった。

『霊能者』1時間3000円。お祓い1回1万円。清めの塩1袋2000円。

自宅から1時間以上離れている地方都市で店を開いていた。

Facebookもあった。××市。職業「霊能者」。そしてマツコ・デラックスまでとはいかないまでも、ふくよかな女性がカーテンのような服を着て笑っている写真があった。〇△さんだった。唖然とした。

ブログもあった。読者550人(はてなブログではない)

この読者たちは霊能者を信じているのか?

一緒に役員の仕事をしているとき、私以外の2人は霊が見えると言った。〇△さんが私に「肩の上に悪い狐がついているよ。お稲荷さんに行ったことない?お礼をしていないでしょ。油揚げをもってそのお稲荷さんに行きなさい。そしてら狐は消えると思うから」

私は子供の頃行ったことのあるお稲荷様に行き、油揚げを置いてきた。

「狐はいなくなった?」

私以外の二人は何やら話し合った後、「狐は消えたよ」と言ってくれた。それで、そのあと何が変わったかというと何も変わらない。伏見稲荷に行った後じゃなくてよかった。伏見稲荷まで油揚げを持っていくのは大変だった。

一緒に仕事をしながら、私は同居をしている義理の両親の愚痴をこぼした。〇△さんは「別居をして引っ越しをしたほうがいい。あの家はよくない。今に悪いことがおこる。あなたはノイローゼになりそうなくらい悪いことがおこる」そう言った。次の年、私は子供会の会長になった。「ねっ。私の言ったとおりでしょ。だから別居をして引っ越しをしていたらよかったのに」「...」。子供会の会長になったことがノイローゼになるくらい悪いことだったのか?確かに嫌だったけれど。

夫が事故を起こしたことを話すと「私ね、あなたのことを考えて、最近汗をかいてドキドキしていたの。あなたに電話をしようと思ったの。あなたに何か起こるんじゃないかって。私って本当にすごいでしょ」「本当にすごいね」口ではそう言いながら、事故を起こした後で言われても。じゃぁなんで電話をしてくれなかったんだ?

携帯電話の番号を教えてくれた。しかし付き合いたくない相手だったので家に帰ってすぐ捨てた。役員を辞めてからも、固定電話を使って何度か電話をもらい話をしたけれど、それ以上にはならなかった。

それは私の友人も同じで、電話番号の紙をくれたけれど失くしてしまったらしい。

どちらかというと、私は占いとか信じていた方だと思う。何人かの占い師にお金を払って何度かみてもらった。そのうち1人は過去のことが驚くほど当たっていた。未来のことは半年先までくらいのことは当たった。その通りになり驚いた。そしていくつかの項目は彼の言ったとおりになっている。彼は未来のある部分が見えていた。

別の四柱推命の占い師はこの職業は向いていない、あっちの方が向いている、と言ってくれた。その人も、私の未来が見えていたようだった。

商店街の手相占いにもみてもらった。まあまぁまぁ、ある部分が当たった。

その3人。あとはお金の無駄遣い。占いにどれだけお金を使ったんだw。

こういう人にお金を払って求めるものは、暗闇にいるとき、高いところに光があり、そこから垂れている蜘蛛の糸にすがりつくような気持でお金を払い観てもらう。

占い師に共通して言えることは、今の状態をどうすればいいか、その方法を知りたいのに教えてくれないこと。未来を知ったところでどうにもならない。

ましてや過去のことも未来のこともわからない、ただ霊が見えるというだけで『霊能者』としてお金を取るのか?これを職業とするのか?ネットって怖いな。私の友人も確か霊が見えると言っていたが、癌になり、他の場所に転移し、気が付けばステージ4になっていた。

友人にメールを送った。

「××市〇△さんの名前で検索してください。ホームページとブログとFacebookがあります。職業 霊能者です。高い金額で 霊の浄化 塩 セッションをしています。」

彼女から返信が届いた。

「この件につきましてはノーコメントとさせていただきます」

 

 

「ライ麦畑でつかまえて」 30年以上の時を経て完読後思うこと

「うちの家にはどうして”ライ麦畑でつかまえて”が2冊もあるの?」

「〇〇(息子)が攻殻機動隊サリンジャーのセリフがいっぱい出てくるからと、持ち帰ってきた。家にあったのに。ハードカバーのほうは俺が中学1年の時に読んだ本。探せばもう1冊ある。村上春樹訳の本。野崎孝一のほうが評判がいい。ジョンレノン暗殺の犯人が手に持っていた本がこれ。レーガン大統領暗殺の犯人のホテルにあった本もこれ。サリンジャー自体は隠遁生活をおくっていたらしいけれど。全部読んでないのなら読むべきだね。これは教養だ。印象にも残ってないし、何とも思わなかったけれど」

 

この本を初めて知ったのは16,7の頃。ラジオの深夜放送で本の話をしていた。それで話題になったのがカフカの『変身』。もう一つが『ライ麦畑でつかまえて』。カフカの変身は短編小説なので読みやすかった。『ライ麦畑でつかまえて』は図書館で借りてきたけれど、途中まで読んで返却した。全部は読んでいなかった。あの頃の私は長い小説が読めなかった。

そして30年以上も経ってこの本を読むことにした。そこには若かりし頃の私がいた。口には出さなかっただけで、ずっと思っていたことが活字となって、主人公は私自身だった。

私は中学2年まで勉強のよくできる優等生だった。中学2年の後半から、自分でもよくわからない大きな重圧が押し寄せて勉強を全くしなくなった。結果、内申書がひどく悪くて志望校を落とすことになった。全く勉強をしないでトップクラスで合格をした。ここの学校は馬鹿ぞろいだと思った。低能ぞろいの学校で全く勉強をせずに3年間を過ごし、ビリから2番で卒業した。英語だけはそこそこよかった。勉強をしていたのではなく、勉強をしなくても英語だけは中学校の貯金だけでやっていけた。他の人が馬鹿すぎた。

私は低能ぞろいの高校で劣等生になった。

劣等生になって思ったことは

上から下は見えないけれど下から上はよく見える

ということ。そして偽善欺瞞に敏感になった。人の言うことは聞かない方がいい。

 

この話は退学になってから家に帰るまでの数日間のことを書いたものです。

特に盛り上がるということもありません。私から見ればごくごく普通のまともで非常に孤独な16歳です。他の人からは、

でたらめで人生の方針を持っていない

と思われています。堕ちたくない。誰かに助けてもらいたい。彼はいつも本音を話します。インテリジェンスのある同級生。外側の形を気にする女の子。

相手は蔑視と同情で主人公と接してきます。

「君は何もかももうたくさんだっていう気持ちになったことあるかい。」

「こっちでなんか手を打たないと、何もかもつまんなくなってしまいそうだっていう、そんな不安を感じたことないかね?」

君、こんなところから飛び出したくないかい?僕と一緒に行ってくれるだろう。お願いだよ。

大学なんか行ったりした後では、すばらしいとこへなんか行けやしない。全然かわっちまうよ。

彼は聡明で大人になることがどういうことかをよくわかっています。

本当に心配をしてくれている信用できる先生には

たいていの場合はたいして興味のないようなことを話し出してみて、初めて何に興味があるかがわかるってことなんです。

 ジャックニコルソン主演の『カッコーの巣の上で』。

精神病棟の話ですが、最後の最後で「話したくないから話さない」人がいました。

みんなは僕をかわいそうなおしでつんぼの男と思ってほおっておいてくれるんじゃないか。

人は興味本位で多くのことを詮索したがる。そして人を見下すことで安心をする。

この本を読みながら悲しくて泣きそうになりました。共感したのではない。あまりにも自分が嫌な大人になりすぎて、情けなくて悔しくて悲しくなりました。

 

この本を読んで何がどう変わることはありません。世の中はそういうもの。どうあがいてみても世の中はそういうふうにできている。人間とはそういうもの。

 

紛れもなくこの本は名作です。

 

ちなみにこちらもおすすめします。

 

カッコーの巣の上で [DVD]

カッコーの巣の上で [DVD]

 

 

谷川俊太郎の『生きているということ』

conobie.jp

谷川俊太郎のとてもいい詩を見つけたのでここに記しときます。

生きているということ
いま 生きているということ
水色の空を見てうれしくなること
深緑の葉を見て幸せになること
夢がかかえきれなくなること
進む道が 見えること

 

生きているということ
いま 生きているということ
それは黒色 それは真夜中
それは雷 それは台風
それはクラムボン それは江戸川乱歩
昔の「きらい」が「好き」になること
進む道が かわること

 

生きているということ
いま 生きているということ
からかわれてはらがたつこと
おこられてはずかしいこと
しっぱいをこうかいすること
むしをいやがること
くらいよみちをこわがること
じぶんがきらいになること
進む道が 見えなくなること

生きているということ
いま 生きているということ
絵をかくのに夢中になること
だれかの不幸を悲しめること
だれかの幸運をいのれること
いま いまが楽しいこと
道が見えなくなっても
あるくこと

 

ちょっと最近、心が弱っていました。

父のこと。子供のこと。自分のこと。家族のこと。泣きたくて嫌になって、どうしてこんなことになってしまったんだろう。一心不乱に体を動かしていたら忘れることができるけれど、1人でぼんやりしていたら自己嫌悪に陥ってしまう。もしあの時、こうしていたら。もしあの時...。ずっと過去を後悔ばかりしている。

” いま いまが楽しいこと ”

料理を作っているときが楽しい。

パンを作っているときが楽しい。

草抜きの後、まわりを見渡すのが楽しい。

映画を観ているときが楽しい。

好きなテレビを見ていることが楽しい。

楽しくなるような本を読んでいるときが楽しい。(こういう気分になっている一つは、サリンジャーのせいだと思っている)

ほか、何がある?

” 道が見えなくなっても 歩くこと ”

歩くのってほんとむつかしいなぁ。

今はぬかるみの中を歩いているようだよ。

このぬかるみはいつになったでられるのかなぁ。

それでも生きなければならない。

 

こうしてブログを書いていたら、少しは気がまぎれました。

私はまた歩いていきますね!

 

” 誰かの幸運をいのれること ”

 

白いご飯にお茶漬け

 

お題「人生最後の日に食べたいご飯を教えて下さい。」

先日、大阪の駅マルシェに行きました。

『お茶漬け えん』というお茶漬け屋さんがありました。

美味しそう...と眺めていたら、隣で「お茶漬けなんてお金出して食べる人いるのかなぁ」という声がした。私はお茶漬けが食べたいんだよ...。出張中のサラリーマンがこういうところで朝食を食べるんだろうな。800円のお茶漬けは高価です。

子供がまだ小さい頃、お茶漬けが気に入って毎日お茶漬けを食べだした。すると他のおかずを食べなくなる。おりしも”最近の子は柔らかいものばかり食べているからあごの発達が悪い”というニュースが流れていた。「お茶漬けは禁止!!!」と子供に言ってから、私もいつの間にかお茶漬けを食べなくなっていた。

人生最後の日は多分咀嚼も悪くなっていることだろう。炊き立ての白いご飯を用意しよう。鮭のハラスを塩焼きしよう。それをご飯の上にのせよう。ほんの少し梅干しを入れよう。わさびも少し入れよう。ねぎを刻んで入れよう。大葉も入れよう。そして白だしをお湯で薄めて上からかけよう。最後に焼きのりを散らして出来上がり。

一杯の熱い緑茶も欲しいな。

それを口の中にかきこんで、お腹いっぱいになって幸せなまま眠りたい。そして苦しまずに永遠の眠りにつきたい。

そういう最後がいいですね。

bsプレミアム映画 「ある日どこかで」

 

「『ある日どこかで』っていう映画知ってる?」

「えっ?」と言って、何も言わずに本棚からDVDを取り出した。

「えっ!うちの家にDVDあったの?」

「毎日何を見ていたんだ。すぐわかるところにあったのに」

「これは名作だ。アメリカでは流行らなかったが」

DVD買うほど、このロマンチックなラブロマンスのSF映画が好きだったんだ!

新海誠と何が違う???

言の葉の庭」の録画を見ようとしたら消えていた。「秒速5センチメートル」も消えていた。

新海誠の録画は消したの?」

「うん。削除した。あの映画は見る必要ない。気持ちの悪い映画だった」

見たかったのに...。まぁ「君の名は」は好みじゃなかったけれど。

bsプレミアムで録画をしてこの映画を観ました。最近SFに凝っています。

タイムトラベルものです。ラフマニノフパガニーニの主題による狂詩曲 がバックで全編において流れています。この音楽がいいですね。

大学時代、主人公の男性リチャードが書き上げたある脚本で成功して、仲間とパーティーをしている場面から始まります。ある老女が近づいてきて「come back to me 」と言って時計を手渡し去っていきます。それから8年後、人生に行き詰った彼はあの時パーティーをしていたホテルに立ち寄ります。その時、ある美しい女性の写真に心惹かれ...。タイムトラベルものです。バックに流れる音楽と同じで、非常に切ないラブストーリーです。

この映画に出てくるグランドホテルが素敵だったので検索したら、アメリカ、ヒューロン湖にあるマキナック島のグランドホテルだそうです。舞台はこのホテルの部屋と庭とをほとんどの場面で占めています。荘厳な建物で広い庭の木々や海が見える散歩道がこの映画によく合っていました。

 

Somewhere In Time (Original Sound Track)

「たんぽぽ娘」ロバート・F・ヤング 感想

 

講師という仕事は時給がいい。時給がいい理由として、何時間もかけて授業の準備を家でしなければならない。それに朝の生徒が質問や自主勉強のため遅くまで教室に居るので、それに付き合えば昼休みなんてごくわずかしかない。ベクトルは完全に仕事に向いていた。往復通勤時間にかかる3時間もの電車の中で、私はいったい何をしていたのだろう。ストレスで眠れなくなっていた。

仕事を辞めて家の本棚にある本を読みだした。『夏への扉』を勧められた。SFかぁ。SFは星新一くらいしか読んでない。社会を皮肉ったような切れ味のいい文章が好きだった。あとNHKの少年ドラマシリーズが好きだった。眉村卓はドラマでしか知らない。本は読んでいない。筒井康隆も。「筒井康隆はSF作家だが、SFだけではない。あの人の知識量は半端なく凄い」。『夏への扉』を読んだ。これが抜群に面白かった。「前から読め、読め、と言ってたのに」。余裕がなかったんだよ。じゃぁ次はこれがいい、と勧められたのが『たんぽぽ娘』。感想は「人生損していたな」。”『ビブリア古書堂の事件手帖』にも登場の”と帯に書いてますが、私はビブリア古書堂の事件手帖は読んでいません。しかし、たんぽぽ娘は名作です。そして彼がこんなロマンチックなSF小説を気に入っていた、と思えば笑えてきます。『夏への扉』は長編小説ですが(彼が言うには長編ではない。長編とは花神のような小説だ)、たんぽぽ娘は短編小説がいくつか入っている中のひとつです。短編小説がたくさん入っている中でどれがいい?と聞かれてもほとんどいい、としか答えようがありません。

視点をちょっと変えてみる。さすればこういう世界が見えてくる。そんな小説です。「たんぽぽ娘」に関していえば映画「ターミネーター」の初回のような小説です。ターミネーターの初回ってアクションもあったけど愛の映画だったんですよ。たんぽぽ娘に入っている短編のいくつかは深い愛を感じさせる小説です。もちろんどれもSFですけれど。ほんとうにどの短編もいいんです。読んでもらいたいのでネタバレはやめときます。それとこの作家は情景描写が非常にうまい。話の内容もいいのですが非常に美しい小説でした。

 

 

ゴールデンウィークに大原と奈良に行ってきました!

今週のお題ゴールデンウィーク2017」

連休明けのお仕事をしている皆様、お疲れ様です!

わたくし無職なもので昼間っからブログを書いています。

連休は遊びすぎて歩きすぎて、まだ疲れがとれません。

京都の桜が観れなかった夫と息子と3人で再び京都にやってきました。

「なぜ大原に行こうと思ったの?」「お父さんが大原に行ったことないだろうと、だから大原に行こうと言い出した」ぎゅうぎゅう詰めのバスに揺られて一時間強、やっと大原に着いた。「いいところだね。まるでうちの田舎そのもの」「俺なんでついてきたんだろう。家に居たらよかったと後悔してるよ」「うちの田舎と違うところはアウディボルボがあるところ」「この辺の人は大きな家以外は建てたらいけないという規制でもあるの?」

大原を侮るなかれ。ゴールデンウィークは大原でも人は多いぞ!

寂光院へ行く。こじんまりとしたお寺だ。

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祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰のことわりをあらわす
驕れる人も久しからず ただ春の夜の夢の如し

沙羅の樹があった。「沙羅双樹というくらいだからもう一本木があるのか?」見渡したが一本しか見当たらない。

祇園精舎の鐘

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まぁこの鐘が見れただけでも良かったね。

 

三千院に行く。

寂光院よりもかなり人は多い。

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「わらべ地蔵をみた?」「見てない」「三千院はわらべ地蔵が有名なのに。見てきたらは?」「いや、いい」

三千院は庭が苔で覆われた非常に美しい寺です。寂光院と比べると結構広い寺です。いかんせん人が多い。

山のほうを見ると大きな杉林があった。

「これが北山杉?」「北山杉って有名なの?」「川端康成の小説に出てきた」

帰りに一乗寺に行ってラーメンを食べよう。一乗寺着。いたるところに行列ができている。「待ち時間はどれくらいですか」偶然出てこられた店の人に聞く。

「今からだったら5時頃です。」今が14時。1時間待ち?

「いえ。15時ではなく5時です」3時間待ち!!!ラーメン1杯に3時間。

休日に一乗寺に行く皆さん。2時半で終了するラーメン屋に2時過ぎに行くのが狙い目です。行列は比較的少ないです。一乗寺のラーメンはどこへ行ってもそれなりに美味しいです。美味しくなければこの辺りでは店をやっていけないでしょう。美味しかった!

次の日、奈良へ行く。

「学生時代に奈良で一か月間庭職人のアルバイトをした。いつも裏から入っていった。だから鹿を見ることがなかった」夫が言う。「半日講習会があって成長するので切ってはいけない枝と切っていい枝があって、それを見分けなければならなかった」確かに剪定作業は難しいね。

公園に鹿がいる。

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鹿せんべいをあげてもお腹いっぱいのせいか食べてくれない。寝ている。

「こいつらは職場に来ているのか?」「職場?」「夜になったら鹿小屋に帰るのか?」

考えたこともなかった。

春日大社本殿近にいる鹿はお腹を空かせてます。お辞儀をしておせんべいをねだります。

萬葉植物園の中の藤の園 満開です。藤の香りが強いです。藤の花も綺麗ですが、香りがいい。いい香りに酔いしれていると夫が怪訝な顔をして「これは人工的に作られた香りだ。本来の藤は匂いはあまりしない。改良を重ねてこういう香りを出す藤を作った」と夢のないことを言い出した。

 

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東大寺到着。南大門。大きい。東大寺はすべてが大きい。

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 この柱は一本の木でできている。こんな大きな木を昔の人はどうやって運んで作ったんだろう。

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奈良の大仏と鎌倉の大仏はどちらが大きいの?」「そりゃ奈良だ。鎌倉の大仏なんて歴史も古くない」奈良はすごいな。京都に多くの神社仏閣があるけれど東大寺はスケールが違う。東大寺にはかなわない。

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興福寺 五重塔

奈良公園春日大社東大寺興福寺。この辺りは近鉄奈良駅からすぐ近くにあります。お土産に高級ポッキーのバトンドールを阪急梅田で買おうとしたら行列。「ここが最後ですか」「ここは中継地点でエレベーターの付近で並んでください」待ち時間25分。

買えるようになった時は、考える暇もなく流れるように進んでいく。いくらお土産とはいえ、なんでこんなにたくさん買ったんだ??

せっかく梅田に来たんだからすぐ近くのたこ焼きを。またもや行列。「20分くらいかかります。」たこ焼きだからね。早いだろう。6個でよかったのに、これだけ待ったからと思い10個入りを買ってしまった!!「マヨネーズのかけすぎじゃない?」美味しい。ねぎ臭さがないんだ。たこ焼きとねぎたっぷりって合うんだ。しかし食べすぎだよ。

家に帰ってバトンドールを食べました。バターの風味が強い。チョコの味が強い。美味しい。けれどくどい。少し食べれば十分。多分もう買うことはない。安物の味に慣れているせいか、バトンドールよりもポッキーアーモンドクラッシュのほうが好きです(笑)。