this worthless life

思ったことをそのまま書きます

『フラニー/ズーイ』 感想

日曜日に『ブレードランナー2049』を観に行った。 その前の日、偶然以前bsで録画しておいた『ブレードランナーファイナルカット版』があったので聞いたら「名作だからDVDを購入した」と言ったので、削除する前に観ておいた。うーん、私にはいつまでたっても…

いつも音楽があった

今週のお題「私の癒やし」 10月初めからつい最近までこの3週間、完全にメンタルをやられていました。 数ある箱からなぜこの箱を選んだのか。とんでもないババを引いてしまった。 ストレスから呼吸困難の過呼吸症候群になり、右手指が痺れ、手をぶらぶらさ…

映画 『あゝ、荒野』 感想

寺山修司は好きではなかった。 若い頃、『書を捨てて町へ出よ』を購入して読んだ記憶があるが、中身は全く覚えていない。何がいいのか全く分からなかった。 ひと昔かふた昔前に『田園に死す』が名作だからと言われ、レンタルビデオ?(まさか購入していたの…

昼ドラ 『やすらぎの郷』 感想

『やすらぎの郷』が始まった当初、はてなブログで話題になっていて連ドラ予約をして観ることにしました。 倉本聰さん脚本の秀作ドラマでした。 野際陽子さんが最後まで出演していました。八千草薫さんを久しぶりに見ました。いつまでたってもお美しいですね…

bsプレミアム 黒澤明『羅生門』 感想

黒澤明の『羅生門』を観てひどく感動をして、すぐさま青空文庫で『藪の中』を読みました。 短編なので、短時間で読めました。まず国府の侍の死体が発見されます。 多襄丸。国府の侍の妻。巫女の口を借りたる死霊。 三人がすべて違う話をします。 多襄丸 多襄…

本『不思議のひと触れ』 シオドア・スタージョン

”密かに狂わしく嫉妬したーー” レイブラッドベリ 『魔術的名作』 帯にそう書いてありますが、本当に魔術的名作でした。 短編集です。どの作品も読後感が非常にいい。登場人物はベースに「孤独」があります。ヒトのサークルの外側の人たち。 『雷と薔薇』 他…

ほったらかし家庭菜園にて

今週のお題「はてなブログ フォトコンテスト 2017夏」 春じゃないですよ。7月22日に撮った写真です。 去年、不知火の小さな木を1本だけ購入しました。 冬のあいだ枯れそうになっていましたが、暖かくなり何とか若葉が出てきたところにムシが...。幼虫…

『絶望名人カフカの人生論』 感想

「絶望名人」?「名人」?なんだか違和感のある表題を気にしつつ、図書館で借りました。 10代の頃太宰治に心酔していました。有名な三島由紀夫のエピソード。太宰治を囲む酒席で言い放った言葉。 「僕は太宰さんの文学は嫌いなんです」 何かの本でその酒席…

本「スクラップ・アンド・ビルド」 羽田圭介 感想

たまたま付けたテレビに羽田圭介さんが出ていて、最近出演しているミュージカルの話をしていました。ファンの人から頂き物をするけれども、その人たちは自分の本を読んでいないと嘆いていたので、今更ながら代表作「スクラップ・アンド・ビルド」を読んでみ…

『永遠も半ばを過ぎて』 中島らも 感想

最近好きになった作家、中島らもさんの本を読みました。 らもさん独特の孤独な人々のとらえ方やユーモアはやはり秀逸です。 劇団を辞め写植をなりわいとする羽多野。詐欺にあい、先祖代々の会社も土地も手放してしまい、自分自身が詐欺師になった相川。売れ…

映画 『ありがとう、トニ・エルドマン』 感想

ドイツ映画です。 人を笑わすことが好きな音楽教師の父。奥さんとは離婚して、年老いた愛犬と一緒に暮らしていました。愛犬が亡くなったのを機に、一か月の休暇をとり、仕事で多忙なルーマニアにいる娘のところへ遊びに来ます。ある日突然勤め先の会社に父親…

映画 『レミーのおいしいレストラン』 感想

これはテレビで観ましたが、今年観たアニメーション映画の中で、最高に好きな作品になるだろうと思います。 主人公はネズミのレミー。嗅覚で安全に食べれるものかどうかがわかる才能がある。そして彼はいかにおいしく食べるか、食材をうまく料理するのが好き…

映画 『ムーンライト』 感想

wowwowのアカデミー賞の発表をリアルタイムで見ていた。 フェイダナウェイとウォーレンベイティーがプレゼンターをしていた。 ウォーレンビューティーが作品賞の発表をしようとしていた。 紙を開いて前を少し見た後、何も言わずにフェイダナウェイに紙を渡し…

『マンチェスターバイザシー』 感想

ミニシアターで観てきました。 冒頭、船の上で主人公のリーとリーの兄の小さな息子とがふざけあって笑っている、睦ましい姿が映し出されます。それからすぐ雪の降るボストンで便利屋として働いている現在のリーが出てきます。人と接することを好まず、ただた…

父親の死

筋肉とはすごいもので、歩くこと、食べること、表情を作ること、声を出すこと、息をすること、そして心臓を動かすこと、これらの働きを全て行っている。 audubon.hatenablog.com audubon.hatenablog.com 全く歩けなくなって、顔の表情が硬直していた。ホーム…

映画『素敵なサプライズ』 感想

夫が語ったなかで、数少ない感銘を受けた言葉がある。 映画館は神社と似ている 「神社の鳥居をくぐって本殿に行く。そこは喧噪から離れて、本殿に行くまでが心の準備をする間であり、厳かな気持ちになる。お参りをして鳥居から外に出ると、現実の喧騒がある…

雨の日に聴きたい曲 「アイライクショパン」 ガゼボ

お題「雨の日に聴きたい曲」 ガゼボ 「アイライクショパン」 Gazebo - I Like Chopin - Gazebo 「雨音はショパンの調べ」小林麻美さんがによって、松任谷由実さん訳詞の日本語バージョンで歌われていました。またポールモーリアがグランドオーケストラで演奏…

魔法が使えたら「どこでもドア」が欲しい

今週のお題「もしも魔法が使えたら」 ありきたりなベタな発想ですが「どこでもドア」を作りたい。 この「ドア」が重要です。扉を開くと別世界が広がる。そういうドアが欲しい。 若い頃は仕事に遅刻しそうなとき、車を飛ばしながら「どこでもドア」があったら…

AKBの女の子の結婚話で思ったこと

今から10年くらい前かな?AKBがまだ売れていなかったとき、ある商店街の一角でオタクっぽい男の人が何十人か集まっていた。聞くところによると、AKBがもうすぐここにやってくるらしい。AKBという名前だけ知っていた。秋葉原で活躍しているアイド…

映画『これが私の人生設計』 感想

録画がどんどん溜まってしまう。見たい映画がありすぎる。最近BSプレミアムの映画が名作が多いのでwowwowに加えて録画をしてしまう。『80日間世界一周』はいい映画だったが、ジュールベルヌの小説を読んだ方が面白いんじゃないか?読んでないが、…

ふと思い出したこと

qtamaki.hatenablog.com 賢者の創作石 id:ArtStoneさんがリンクを貼られていたこの記事。 私の高校時代、父親不在の家庭で母親との不仲、家庭不和、学校嫌い、思春期の憂鬱、毎日が悶々としていた。 我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くの…

映画「ブルックリン」 感想

2時間が短く感じられました。話はテンポよくどんどん進んでいきます。 アイルランドの小さな田舎町に住む女の子エイリシュはアメリカで働くチャンスを得ます。彼女の姉ローズが妹のことを思い、神父さんとともに相談し、エイリシュにアメリカでの仕事や住処…

ボブ・ディランのノーベル賞受賞講演をニュースで聞いて思ったこと

『ボブディラン』の名前を初めて知ったのは多分、ガロの「学生街の喫茶店」の歌詞からだと思う。『街角で聞いていたボブディラン』。ボブディランそのものは名前しか知らなかった。 その次に印象に残っているのは、伊坂幸太郎の『アヒルと鴨のコインロッカー…

ブログをする理由 川柳

今週のお題「ブログ川柳」 家族には 語らぬ想い ブログ記す ブログをする理由は人それぞれあると思います。 啓蒙的なブログを書きたい人。何気ない日常のほんのひとときや家族への思いを記録したい人。料理のレシピ。癒し系。芸術系。自己啓発的なもの。本や…

映画『ニューヨーク眺めのいい部屋売ります』 感想

映画「メッセージ」を観てきました。 「SFのオールタイムベストっていうから期待してたんだけど、最初のほう私寝てたわ」 「俺も...」 「最近SFをよく読んでいるけれど、ちょっとこれは...わけわからないっていうか理解はできるんだけど、なんだかね…

『教授のおかしな妄想殺人』 感想

yahooや映画.comの評価は低いけれど、結構面白くて楽しめました。個人的には☆3.8くらい。 舞台はアメリカニューポート。この大学に赴任してきた教授は緑がいっぱいのキャンパスのなかの洒落た家を提供されます。「人生は無意味だ」「哲学とは自慰である」鬱…

健康診断は今年も受けない

友人に会って、父のことを話した。今年になって、1週間ごとに目に見えて悪くなっていったこと。5月に入ると全く歩けなくなり、話すのも困難になり、先日とうとう誤飲性肺炎で入院したこと。「一度先生に病状を聞いてみた方がいい」というので入院先にいき…

「あいつ今何してる?」 霊能者になっていた!

遠方に住んでいる友人が訪ねてきてくれた。 「会うのは何年ぶり?2年ぶり?」 お互いの近況を話した。癌のステージ4でも全然元気なこと。自分は残り時間が長いようで短いから、子供か年寄りかのための小さな施設を作るんだ。ネットで医療事務を無料で教え…

「ライ麦畑でつかまえて」 30年以上の時を経て完読後思うこと

「うちの家にはどうして”ライ麦畑でつかまえて”が2冊もあるの?」 「〇〇(息子)が攻殻機動隊にサリンジャーのセリフがいっぱい出てくるからと、持ち帰ってきた。家にあったのに。ハードカバーのほうは俺が中学1年の時に読んだ本。探せばもう1冊ある。村…

谷川俊太郎の『生きているということ』

conobie.jp 谷川俊太郎のとてもいい詩を見つけたのでここに記しときます。 生きているということいま 生きているということ水色の空を見てうれしくなること深緑の葉を見て幸せになること夢がかかえきれなくなること進む道が 見えること 生きているということ…