this worthless life

思ったことをそのまま書きます

PTA役員の話2

「PTAやめたの私だ」の記事が話題になっているが、まずこの人に拍手喝采を送りたい。そして、やめることってできるのか、と思った。

先日、上の子供の時のことを書いたが、じゃんけんで負けて、上の子の子供会の会長をした翌年、今度はクラスの親の投票で下の子の学級PTAの正役員になった。

先生から電話があり、「あなたの名前が一番多かった」と言われ、うっそぉーと思った。だいたい私は参観日にも行かなければ、学級会にも参加していない。

下の子は友達もいないし、あまりしゃべらない子供だった。参観日に行って、子供の眩しい姿を目にすることはまずない。子供の授業風景を見に行って何が楽しいんだ?

上の子の時、たまたま行った学級会で、司会をしている親から「スポーツ活動もしない。音楽活動もしないで、学校が終わったら子供が集まってゲームばかりして、たまり場のようになっている家があります。そういう子はもう少し大きくなったら横道にそれるんじゃないんですか」と私の顔を見ていった。明らかにうちの子だよ…。「うちはゲームボーイは持ってませんから」と私が答えた。すると司会の人が「誰かに何かを盗られたと言う事はありませんか。盗られた、というのは盗られるだけの理由があるんです。盗られるほうが悪いんですよ」そう言ったすぐあと、先生が話をさえぎって全く別の話題を出した。

それ以来、学級会には参加していない。

考えられるのが、前の年途中でいなくなった副会長と、難癖ばかりつけて恐ろしく何もしない会計とで走り回っていたから、役員というイメージがついたのではないか。

正役員になって、1学期に1回、学級会の司会を任されることになった。

テーマは『自主勉強について』

連絡帳に「今日の宿題。自主勉強」と書いてある日が続いた。「自主勉強て何?」と子供に聞くと「自主勉強っていうのはやってもいいし、やらなくてもいい。」それを聞いた上の子が「当たり前じゃん。それが自主勉強だよ」「それでみんな自主勉強をしてきているの?」「している子もいるし、していない子もいる。」我が子は自主勉強など全くしてなかった。

教室の中には、色鉛筆で美しい日本地図を描いたこの絵が、壁に貼られていた。コメントには『素晴らしい自主勉強です』へぇーこんなんしてるんだ。

学級会では、自主勉強のやり方がわからないと、それぞれの親が言っていた。最後に司会をしている私が、上記の子供の言った言葉を先生に伝えた。先生は「子供は塾通いで疲れています。塾の宿題をして、そのあと学校の宿題までする。学校の宿題が多かったら子供の寝る時間が少なくなってかわいそうです。せめて学校の宿題は少なくして欲しい、と何人かのお母さんから言われました。だから自主勉強という方法を取りました。自主勉強というのはどんな勉強をしても良い、と言う事で、やってもいいし、やらなくてもいい、というのではありません」しぇー、宿題を少なくしてほしい、という親がいるんだ。

PTA役員の仕事その2。運動会のバザー。みんながお弁当を食べているとき、テントの下でジュースを売る。役員は早めにお弁当を食べなければいけない。朝お弁当を作って、普通の人より1時間以上早く学校に来て、その日の打ち合わせをし、1時間に1回くらい見回りをしなくてはならない。ゴミが落ちていたら拾う。お弁当は邪魔になるから、あとで父親に届けてもらう。体育館の前で11時に待ち合わせ。しかし父親は来ない!電話をしたら、上の子供が出て「コンビニで立ち読みしてる」。早く来ないと時間がない!!!やっときた。「運動会なんて、どうせ見てもどこに自分の子供がいるのかわからない。見つけるのに大変だ。見てもわからないなら、観なくてもいい」父親は家族みんなで弁当を食べて、アイスクリームを食べて、上の子と帰っていった。

PTA役員の仕事その3。不用品バザー。

漫画「よつばと!」で、風香ちゃんのお父さんが「世の中にいらないものなんでないんだよ。」と言っていたが、確かに要らないものなんてない。『UFOキャッチャーのぬいぐるみは出さないでください。残ると困ります』プリントに書かれていた。本当の不用品は出してはダメだという。不用品バザーでよくだされるもの。タオル、コーヒー、パン祭りでもらえるような白い食器。タオルは汚れたり、薄くなったりするのが早いので、タオルは出したくない。コーヒーだって、よく飲む家庭だから出したくない。パン祭りの食器はシールを集めるのにどれだけ苦労をしたと思っているんだ。要らないものではないなにかを学校へ持っていく。役員は数日前に学校で「不用品」の値段付けをする。「2人一組になって値段をつけてください。」先生が言う。2人一組にすると、必ずあぶれる人がいる。それが私です。ほかにもあぶれる人がいて、その人と組んで値段付けをする。当日になり、今度は半日販売をする。

PTA役員の仕事その4。綱引き大会。人数が集まらない、お願いします、出てくれませんか、と担任から電話。すぐ負けて早く帰りたいから、力は入れない。すぐ負けた。

役員を断ると、どうなるか。村八分にされる。「あの人、変わっている」仕事をほとんどしない女がそう言う。

子供どおしの交流ができていないのに親どおしの交流は困難だ。

学校とのつながりと言えば、確かに先生とは親しくなった。ほかの人が先生の悪口を言うなか、先生はすごくいい人だとわかった。

PTAは必要かと言えば、なかったら不自由だ。しかし、そのほとんどは無駄なことであると思う。学校の行事そのものを、一度見直す必要もあると思う。