読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

this worthless life

思ったことをそのまま書きます

TED 検察官のアダム・フォス

TEDを見た。

お金のためにロースクールへ行き、刑事法にも全く興味がないが検察官になった。

犯罪を犯すのは、黒人と褐色人種が圧倒的に多いなか、白人の裁判官や弁護士が本人の言い分を聞かずに人生にかかわる決定を下す。

どういう経緯で どんな物語を経て ここに来たのだろうか、手を差し伸べてあげれば防止できるのではないだろうか。

どの若者も幼少時の心の傷を持ち 何らかの被害者であり 貧困や死別を経験し 退学経験や 若年での警察や司法制度との 関わりなどを経験しており その全てが法廷につながっていた。精神を病んでいたり 家がなかったり 薬物中毒だったりと 助けを必要としていたが、彼らが求める助けを与えずに 送り返していた。 我々の助けを 切実に必要としている人たちだったが、何の手も 差し伸べられていなかった。

あるとき大学進学の費用のために、パソコン30台を盗んで捕まった少年がいた。だがこの検察官は彼を起訴しなかった。起訴して始まる悪循環は、前科がつき 就職が難しくなり、  前科つきでは無職のこの少年は 就職先も、進路も、安定した住まいも 見つけられなくなる。売ったパソコンを買戻し、返せない分を弁償するための 資金作り計画をたて、奉仕活動をさせ、そうして数年後出会ったとき、この少年は銀行のマネージャーとなっていた。

「あなたの親切で人生が変わった」

検察官のアダムフォスは言った。

検察官は人生を壊すのではなく 変える力を持たせるのだ。

チャンスと周囲のサポートと愛を与えるのだ。

 

アメリカは日本と比べようのないくらい犯罪に厳しい。しかし彼らには、どうしようもない環境があった。「無知の涙」を書いた永山則夫もしかり、理由がない殺人事件。それはもしかしたら私の身近なところにも起こるかもわからない。

こういう人に出会っていれば、一度転んでもしっかりと前を向いて進むことができたかもしれない。