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this worthless life

思ったことをそのまま書きます

10年ぶりに会う甥の結婚式に行った話

家族

一緒に暮らしていることは兄から聞いて知っていた。今年中に結婚するから結婚式にぜひ来て欲しい、と年賀状がきていた。甥に最後に会ったのは、私の母の葬式。そこから会っていなかった。面倒を見てもいない父親を老人ホームに入れて、その後父親のいた家に引っ越してきて、父親の面倒を見ているとそこかしこに吹聴し、親戚からそのことを私が聞いたことを知ると、私の家にやってきて苦情をいい、頭にきた私が実家の近所と親戚に父親のことを言ったっため兄夫婦とは付き合いが無くなっていた。結婚式に行きたくない、と夫に言うと「兄弟の式ぐらいは行ったほうがいい。俺ひとりでも行く」と言うので仕方なく私も行くことになった。疎遠になったのは父のことがきっかけだが、その前から義理の姉が大嫌いだった。まず毎年来る年賀状。子供が小さい頃は子供の写真入りの年賀状で、かわいいなと思っていた。子供の写真がない年賀状は下の子が高校入試に落ちた年だけ。いつまで子供の写真を年賀状にするのか。年賀状の内容も『子供は〇〇銀行に入社しました』『子供は〇〇銀行の△支店に勤務してます』『子供は〇〇銀行の本社勤務になりました』

弱小企業に勤める子と、もうひとりはうつ病→大学中退→フリーターの子を持つ親としては、こういう年賀状を元旦にもらうと非常に気分が悪い。だいたい30歳前の子供の写真なんて見たくもない。自分の子供の自慢話はかなりするのに、私の子供がクラブで地区大会で優勝した話をすると、義理の姉は「高尚すぎて話が合わない」と笑い出した。

「車で行くと5時間くらいかかるので、マイクロバスを借りるから」マイクロバスに乗りたくないと夫に言い、行きは高速バスに乗って2人で別に行くことになった。

結婚式場に着くと、控室に入れない。義理の姉の弟の奥さんと子供が控室で着替えをしているらしい。なんで控室で着替えをするんだ。「外を散歩してきていいですか」とスタッフの人に言うと「もうすぐ親族紹介があるので外には出ないで廊下で待ってください」仕方がないから廊下で待っていたが、コーヒーとか飲み物をくれることもない。椅子もない。15分くらい待ってスタッフの人が「少し見てきますね」と控室を覗くと「もう少し待ってくださいとのことです」そう言ってどこかへ行ってしまった。「のどが渇いたなぁ」と私がつぶやいても何もくれる気配はない。なんでこんな廊下で待たされるんだ。ただでさえ来たくなかったのに。結局30分くらい待たされてやっと親族控室に入れた。兄夫婦は別の場所で着替えていたていなかった。義理の姉の弟の奥さんが話しかけてきた。「子供さんは東京にいるって聞いているんですが」聞くなよ。「ええ、ずっと東京で」やっと椅子に座れたと思ったのに話をしたくなかったから、立ち上がって離れた場所に移動した。兄夫婦も来て親族紹介となった。驚いたことに向こうは20人を超える親族が来ていた。こちらの親族は妹である私たち夫婦と姉の弟夫婦と子供1人。合計5人。私が親戚に父のことを暴露したから呼べなかったのか。

結婚式場に移ると、招待客がけっこう多いことが分かった。100人以上いる。会社関係、友人。普通こんなに呼ぶのか。「この結婚式は人前結婚式です。皆さんの証人で結婚します」人前結婚式???最近はこういうのが流行っているのか。なんだか知らないけど「ピースサインをして皆さんで写真を撮りましょう」なんだか知らないけど大勢で写真を撮った。

披露宴会場に移り、テーブルの上に料理があった。「勝手に食べていいから」勝手に食べていいの?招待客が100人もいると親族側は新郎新婦の顔が見えない。まぁ見たくもない。夫は「この料理、まずいぞ」と言い始める。そのうちに「帰りにコンビニでおにぎりでも買おう」と言い出した。ケーキカットの代わりに鏡開きをするらしい。華奢なお兄さんが樽を持ってきた。鏡開きをしてすぐテーブルに日本酒を注いできた。「あの樽は空っぽだ」と夫が言う。ケーキカットがなければケーキも出てこない。結婚式でケーキを食べれない...。喉が渇いていたのでお酒をぐびぐび飲んだ。ウーロン茶は出ないのか。酔っぱらってしまった。枡を見て「この枡は一合升で米びつが壊れたときつかえる。この枡で米一合」「結婚式で壊れるとかいうな」夫が言う。酔っぱらったまま帰りのマイクロバスに乗ることになった。20人乗りのマイクロバスに乗客5人。

話をしたくないので後ろに座った。酔っぱらっているので寝ることができる。途中、休憩をすることになった。気分が悪くなって外で座っていたら、夫以外の人がみんなでスターバックスに入っていくのが見えた。外で居ると寒いのでバスの中に入ると夫がいた。しばらく待っても当然誰も来ない。「誰も来ないけどどこへ行った?」「みんなでスターバックスだよ」早く帰りたいのに、かなり待たされた。帰宅して「神様もいない。ただ料理を食べるだけの結婚式。俺の人生であんなまずい料理を食べた結婚式はなかった。胡散臭い結婚式だった。」私は行きたくなかったんだけど...。

甥とも挨拶をすることなく終わった結婚式。集合写真を撮って料理を食べただけ。

この結婚式は向こうの親戚に向けての体裁を整えるためと会社の人のために、私たちに出席してもらいたかったというのは言うまでもない。