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this worthless life

思ったことをそのまま書きます

『夏への扉』ロバート・A・ハインライン 非常に面白い一冊です

 

司馬遼太郎の『花神』を読んでいたのですが、難しい。私が馬鹿すぎるのか。それとも歴史小説を読む体力がなくなってしまったのか。さぁ今日は読むぞ、と意気込んで30分読み続けても、内容が頭に入らない。三歩進んで二歩下がる。岩をかむような感じでまさに歯が立たない。ということでギブアップです。

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夏への扉』中学生が読むようなSFじゃないか、と思われる方もいるかもしれませんが今までSFに興味がなかったのです。初めて読みました。一気に読める。読書は楽しくなければならない。本を読むのは娯楽。ただし問題点があります。紅茶を2杯飲んで読み続け、いつの間にか深夜2時になり、もう少しで終わりだけど明日にしようと本を閉じ、次の日朝食を食べたら本を読もうとうわの空で珈琲を入れたら、昨日の豆のままで麦茶のような味になってしまった、という危険があります。それくらい面白い。

猫を愛するすべての人たちにー

僕が買っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探し始める。家にたくさんあるドアのどれかが夏に通じていると信じているのだ。そしてこのぼくもまた、ピートと同じように”夏への扉”を探していた

帯にこう書いてありますが、猫は最初と最後に出てくるだけでほとんど出てきません。

正義感の強い、負けん気が強い、ヒトの心と言葉がわかる猫のピートです。ピートがこの物語に彩を添えてくれます。根っからの開発好きの技術屋のダン。経理経営を任せていたマイルズ。2人で会社を作っていました。事業は順調でした。そこへベルという女性が加わってきたことで歯車が狂いだす。自分の小さな会社でやりたいことをやり続けたいダンと、お金のことを考えて大きな会社と合併して大企業の経営をしたいマイルズ。最終的にダンは自分の会社を追われることになります。自分が開発したばんのうフランクを会社から出そうとするとない。このことは後に大きな伏線となります。そしてタイムトラベルが始まるのですが。読んだ後の爽快感。気持ちがいい。ページを開くたび益々面白くなってきます。

ところでいま話題になっている映画「3月のライオン」の著者。私の大好きな漫画家、羽海野ちか先生の「はちみつとクローバー」に出てくる森田さんのお父さんによく似ていると思いました。羽海野ちか先生もこの物語が好きだったのか、と思ったら少し嬉しくなりました。

 

ハチミツとクローバー 9

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