this worthless life

思ったことをそのまま書きます

谷川俊太郎の『生きているということ』

conobie.jp

谷川俊太郎のとてもいい詩を見つけたのでここに記しときます。

生きているということ
いま 生きているということ
水色の空を見てうれしくなること
深緑の葉を見て幸せになること
夢がかかえきれなくなること
進む道が 見えること

 

生きているということ
いま 生きているということ
それは黒色 それは真夜中
それは雷 それは台風
それはクラムボン それは江戸川乱歩
昔の「きらい」が「好き」になること
進む道が かわること

 

生きているということ
いま 生きているということ
からかわれてはらがたつこと
おこられてはずかしいこと
しっぱいをこうかいすること
むしをいやがること
くらいよみちをこわがること
じぶんがきらいになること
進む道が 見えなくなること

生きているということ
いま 生きているということ
絵をかくのに夢中になること
だれかの不幸を悲しめること
だれかの幸運をいのれること
いま いまが楽しいこと
道が見えなくなっても
あるくこと

 

ちょっと最近、心が弱っていました。

父のこと。子供のこと。自分のこと。家族のこと。泣きたくて嫌になって、どうしてこんなことになってしまったんだろう。一心不乱に体を動かしていたら忘れることができるけれど、1人でぼんやりしていたら自己嫌悪に陥ってしまう。もしあの時、こうしていたら。もしあの時...。ずっと過去を後悔ばかりしている。

” いま いまが楽しいこと ”

料理を作っているときが楽しい。

パンを作っているときが楽しい。

草抜きの後、まわりを見渡すのが楽しい。

映画を観ているときが楽しい。

好きなテレビを見ていることが楽しい。

楽しくなるような本を読んでいるときが楽しい。(こういう気分になっている一つは、サリンジャーのせいだと思っている)

ほか、何がある?

” 道が見えなくなっても 歩くこと ”

歩くのってほんとむつかしいなぁ。

今はぬかるみの中を歩いているようだよ。

このぬかるみはいつになったでられるのかなぁ。

それでも生きなければならない。

 

こうしてブログを書いていたら、少しは気がまぎれました。

私はまた歩いていきますね!

 

” 誰かの幸運をいのれること ”