this worthless life

思ったことをそのまま書きます

『教授のおかしな妄想殺人』 感想

yahooや映画.comの評価は低いけれど、結構面白くて楽しめました。個人的には☆3.8くらい。

舞台はアメリカニューポート。この大学に赴任してきた教授は緑がいっぱいのキャンパスのなかの洒落た家を提供されます。「人生は無意味だ」「哲学とは自慰である」鬱々とした日常に、ふとしたことから生きる目的を見出し絶好調になります。ずいぶん昔に『必殺仕事人』というドラマがあったけれど、そんな感じ。悪を成敗いたす。でもそれは実際には殺人なわけで、自分なりの論理的な理屈で説明する。

二人の女性が彼を好きになり、教授と関係をしますが、1人は既婚者で夫のほうは彼女のことを愛しています。もう1人の学生は恋人と将来の話をしたり、深い付き合いをしています。二人とも、満ち足りた現状に満足できない。彼のことは好きだけれど、刺激のある人生を求めた。

その必殺仕事人的なことが少しずつほころびを見せてきます。中村主水の殺人が家族にばれたらどうなるだろう(笑)

最後が少し気に入らないけれど、ウディアレンらしいフランス映画のような終わり方。

これはこれでありでした。

教授が語るセリフ

「人生は悲惨なことの連続だというのは嘘で、人生は最初から最後まで悲惨である」

これがこの映画のすべてを語っています。

女子大生が最後に語る

「教科書からは何も学べない」

偶然が重なってすべてがこういうことになってしまった。

地味なエマストーンも良かったです。

ポスター画像