this worthless life

思ったことをそのまま書きます

映画「ブルックリン」 感想

 

2時間が短く感じられました。話はテンポよくどんどん進んでいきます。

アイルランドの小さな田舎町に住む女の子エイリシュはアメリカで働くチャンスを得ます。彼女の姉ローズが妹のことを思い、神父さんとともに相談し、エイリシュにアメリカでの仕事や住処を用意しました。映画「ルーム」で母親が子供を逃がしたけれど、それと同じで、自分の妹にはこんな小さな街ではなく、大きなアメリカでチャンスを掴んで幸せになって欲しかったのでしょう。船の中である女性からアドバイスをもらいます。「自信をもって颯爽と歩くこと。」そうすれば入国はうまくいく。

”アメリカへようこそ”

内気な少女がそこである男性との出会いにより、どんどん美しくなってきます。『牛牧場の娘』とはよく言ったもので、少し太ったさえない女の子が見る見るうちに綺麗になっていく。女優さんて凄いなぁと改めて思いました。

あることでアイルランドに1か月の間だけ帰ることを決意します。アイルランドにはの非常に弱くて狡猾な母親がいました。狡猾というよりも、弱い母親が寂しさが強くなり、あらゆる方法で引き留めていたのでしょう。以前はそぶりも見せなかった男性が、美しくなった彼女に好意を持ちます。

「アメリカに行く前、こういう状態だったらよかったのに」

『主よ。指輪をつけし者たちが互いに誠実であるように。

誓いを貫き互いの愛により平和が訪れるように。

主キリストを通して願いたもう。アーメン』

友人の結婚式でこの言葉を聞いたとき、彼女の心の中はどうだったのだろうか。

あることにより思い出します。姉がエイリシュに託した深い思いを。

 

最後にこの映画のなかで好きなセリフを記します。

 

いつか太陽が昇るわ。

そしてすぐにはわからないけれど光が差すの。

やがて自然と考えるようになるの。

新しく出会った人なんかを。

あなただけが知る人。

そして気づくわ。

ここに人生があることを。

 

好きな映画でした。アカデミー作品賞、主演女優賞、脚色賞にノミネートは納得がいきます。